ウィッシュのCVTは7速のマニュアルシフトがある。
これは通常普通は使用しないが、私のように峠道の利用が多いとアップダウン(特にダウン)時に有効なのだ。
減速時にブレーキをかけるのは普通だが、あまり急勾配の下りでずーっとブレーキをかけ続けるとブレーキのフェード現象が起こりブレーキが効かなく恐れがある。
マニュアルシフト車ならシフトを変則させてエンジンブレーキをかけていたが、ATやCVTは基本マニュアルゲートがないとエンブレはかけれない。
ということでウィッシュだがCVTに7速のマニュアルゲートが付いているので、ダウンヒル時にブレーキをかけなくてもマニュアルゲートを7→6→5→4→3のように操作して減速することができる。
これは一年中使える操作であるが、特に冬の雪道で大変有効である。
うかつに下りでブレーキをかけるとタイヤが滑る恐れがあるが、このマニュアルゲートでエンブレをかけると雪道でのスリップの確率が小さくなる。
この操作ができるのはウィッシュの「いいとこ」である。
私は他車について詳しくないが、トヨタの他の車にどの位この変則装置が装着されているのか知りたいもんだ。
